問い合わせから入会までをLINEで完結!25クラブの体験申込と入会手続きを自動化【スポーツスクール】
- 問い合わせ後のメールでの日程・場所の調整をなくし、地域とクラブの選択をLINEの中で完結
- 代表の動画メッセージと自動の追客で、体験申込までの案内を仕組み化
- 紙の入会申込書と事務局の転記作業をなくし、入会手続きをLINEと会費ペイで完結

※掲載画像は、実際に配信しているメッセージをトーク画面の形に編集したものです。
クライアント紹介

今回ご紹介するのは、子ども向けのフラッグフットボールスクールを運営する株式会社D-Force様の事例です。2006年にスクールを始め、現在は東京・神奈川・千葉の3都県で25クラブ、会員660名の規模で運営されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業 | 子ども向けフラッグフットボールのクラブスクール |
| 開始 | 2006年 |
| 規模 | 25クラブ・会員660名(2026年時点) |
| 地域 | 東京(世田谷・台東・江東など8区)・神奈川(川崎・相模原)・千葉(浦安) |
| アカウント | LINE公式アカウント1つで全クラブを案内 |
| ご支援内容 | Lステップの設計・構築、会費ペイとの連携、Meta広告との連携、運用レクチャー |
代表の安川様は、大学から35歳まで社会人リーグ(Xリーグ)でアメリカンフットボールをプレーされていました。フラッグフットボールは、アメリカンフットボールからぶつかる動作をなくした競技で、2028年のロサンゼルスオリンピックの追加種目にも選ばれています。
以前の課題
- Web広告から問い合わせは来るのに、メールでのやり取りの途中で反応がなくなり、体験申込につながらなかった
- クラブが多く、「近いクラブはどこか」「いつ開催か」の調整で、1人あたりのメールの往復が多くなっていた
- 入会申込書を紙で受け取り、事務局がPDF化・会員サイトへの転記をしていた
- 会員への練習日程やイベントの連絡がメールで、読まれにくかった
問い合わせは来るのに、体験申込につながらない
クラブが3つ、子どもが30〜50人ほどだった頃は、メールの一斉送信で練習の連絡をしていました。人数が増えて会員管理システムを導入し、連絡や会員情報の管理は整いましたが、次に新規の集客が課題になりました。

学校でのチラシ配布が難しくなり、Web広告に切り替えたところ、問い合わせは増えました。ところが、その後のやり取りがメールだったため、体験申込まで進まない方が多く出ていました。

問い合わせはたくさんいただいたのに、体験申込につながらなかった。そこが一番の課題でした。
安川様

拠点が多いほど、日程と場所の調整が重くなる
クラブが3都県にあるため、問い合わせのたびに次のようなやり取りが発生していました。

- 「〇〇に住んでいますが、近いクラブはありますか」
- 「〇〇クラブはいかがですか」
- 「その曜日は都合が合いません」
- 「では〇〇クラブの開催日は〇日です」
1人のお客様に対してメールの往復が多く、最終的に参加されなければ、その時間がすべて無駄になります。対応していた事務局の方が、本来の業務に時間を使えない状態でした。
会員への連絡がメールでは読まれない
会員への練習日程・中止の連絡や、試合・合宿などのイベント案内もメールで送っていたため、見られないことが多くありました。
入会手続きが紙と転記で止まる
入会申込書を紙で受け取り、PDFにして事務局が送り、会員登録の完了とクレジットカード登録をメールで案内する、という流れでした。Googleフォームも試しましたが、入力された情報を会員サイトに転記する作業が残っていました。
LFLOWに依頼したきっかけ
最初の打ち合わせで、一方的に「これがいいですよ」と言うのではなく、ヒアリングをして一緒に作ってくれる姿勢がよかった。それが一番のきっかけです。
安川様

D-Force様の場合、会員管理システム・会費ペイ・Lステップという複数のツールを組み合わせる必要がありました。受注してから「連携できませんでした」とならないよう、つなぎ方を確認しながら慎重に進めました。
支援後の成果
問い合わせから体験申込、入会手続き、入会後の連絡までを、1つのLINE公式アカウントにまとめました。
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| クラブ選び | メールで往復して調整 | LINEで地域→クラブを選ぶ |
| 体験申込までの追客 | メールの返信待ち | 代表の動画メッセージと4日間のシナリオで自動追客 |
| 入会手続き | 紙の申込書・PDF化・転記 | LINEから入会登録し会費ペイで口座登録まで完結 |
| 会員と見込み客の区別 | 問い合わせごとに個別に判断 | タグで自動判別し、メニューも切り替え |
| 会員への連絡 | メール(読まれにくい) | LINEとリッチメニューで練習日程・欠席連絡 |
- 毎日1〜5人の友だち追加が続いている
- ブロックされる方が少ない状態で運用できている
- 見込み客がLINEの中に残るようになった。入会や体験の前の方にも、あとから個別に声をかけられる
- 会員か見込み客かを自動で見分けられるようになり、問い合わせのたびに個別に判断する必要がなくなった
- 紙の入会申込書と、事務局のメール対応がなくなった
LINEの中に、まだ入会も体験もしていない見込み客がいる。それが大きいです。
安川様
見込み客への声かけは、最初は個別のメッセージで送り、反応のよい内容を見ながら、対応しきれなくなった部分から自動化していく「半自動化」をおすすめしています。これも、最初に顧客管理の土台を作ったからできることです。

具体的な施策
こちらのLINE公式アカウント内で実施した施策を一部ご紹介します。
友だち追加の直後に、体験申込のボタンを見せる
友だち追加の直後に、クラブの特徴と「無料体験に申し込む」ボタンをまとめたメッセージを届けます。興味を持ったその場で、体験申込に進めるようにしています。

代表の動画メッセージで、体験への不安を減らす
すぐに申し込まなかった方には、登録15分後に代表の安川様が話す動画メッセージが届きます。「運動が苦手でも大丈夫か」という保護者の不安に先回りして答え、そのあとも4日間のシナリオで体験への案内を続けます。
動画を見て「この方なら任せられる」と思ってもらえるような構成にしています。
伊藤(LFLOW)


地域とクラブをLINEの中で選んでもらう
以前は「近いクラブはどこか」をメールで往復していました。現在は、ボタンを押すと地域を選ぶメッセージが届き、地域を選ぶとその地域のクラブが並ぶ形にしています。
地域を選ぶ
東京地区・神奈川千葉地区・英会話スクールの3つから、ボタンを押すだけで選べます。
クラブを選ぶ
東京地区なら、江東区・世田谷区など区ごとに並んだクラブから選びます。
体験に申し込む
選んだクラブの体験申込に進みます。開催の3日前・2日前にはリマインドが自動で届きます。



入会前と入会後で、リッチメニューを切り替える
入会前の方には体験申込・クラブ紹介・保護者の声・よくある質問・入会のメニューを、会員の方には練習スケジュール・欠席や遅刻の連絡・グッズ購入・友達の紹介のメニューを表示しています。保護者同士の紹介が一番入会につながりやすいため、紹介のボタンもメニューに置きました。



入会手続きをLINEと会費ペイで完結させる
リッチメニューの「入会する」から地域とクラブを選ぶと、選んだクラブのタグが自動で付き、そのまま入会登録に進みます。会費の決済サービス「会費ペイ」と連携し、口座情報の登録までLINEから行えるため、紙の申込書と事務局の転記が不要になりました。


会員と見込み客を自動で分け、送る内容を変える
友だち登録だけの方、体験を予約したが来られなかった方、体験に来たが入会していない方、会員の方を、タグで自動的に分けています。立場ごとに送る内容を変えられるため、一斉に同じ文面を送るよりも反応が高くなります。

Meta広告と連携し、広告の学習を進める
LINE登録や体験申込のデータをMeta広告に返すLステップの機能を使い、どの広告から登録・申込があったかを判別できるようにしました。広告側の学習が進み、配信の精度を上げることにつながります。

体験会の参加後に、規約とアンケートを届ける
体験会に参加した方には、クラブごとの運営要項・規約・同意書と、参加後のアンケートをLINEで届けます。入会を検討する材料をその日のうちに渡しつつ、アンケートの回答をクラブ運営の改善に使っています。

運用を定着させるための工夫
「スタッフがLステップを使いこなせるか」は、導入時によくいただくご相談です。D-Force様では、次の点を意識してレクチャーしました。
- 事務局の方と、詳しいコーチの方に確実に伝わるように説明する。その方たちが社内に広げてくれるため、全員が打ち合わせに出なくても運用が回る
- 操作説明は必ずログイン直後のトップ画面から始める。途中の画面から説明すると、「そこにどうやって行くのか」が分からなくなるため

複数の拠点・店舗でLINEを導入するときのポイント
D-Force様の事例から、複数の拠点を持つ事業者がLINEを導入するときのポイントをまとめます。
- 拠点選びをLINEの中で完結させる:「近い拠点はどこか」「いつ開催か」のやり取りを、地域ごとに選べるメッセージに置き換える。拠点が多いほど効果が大きくなります
- CVを1つに決めて逆算する:D-Force様は「体験会の申込」。申し込んだ方・申し込んでいない方で案内を分けます
- 既存の会員システムや決済とのつなぎ方を先に確かめる:ツール同士が連携できるかを着手前に確認すると、手戻りがなくなります
- 社内のキーパーソンに操作を覚えてもらう:全員に教えるより、広げてくれる人に確実に伝えるほうが定着します
一方で、最初から全部を自動化しなくてかまいません。見込み客への声かけは個別に送り、反応を見てから自動化するほうが成果につながります。
今後の展望
D-Force様は、2027年2月にフランチャイズ展開を始める予定です。全国の元アメリカンフットボール選手など、子どもたちに教えたい方に向けて、LINEで作った生徒集客と入会の仕組みと、20年分の指導ノウハウを組み合わせて広げていく構想です。
僕らはクラブ運営のプロですが、こういう仕組みを作るプロではないので、プロに任せて指導に集中できる環境を作りたいと思い、依頼しました。
安川様

よくあるご質問
Q. ITに詳しくなくても、Lステップを運用できますか?
A. できます。D-Force様でも、事務局の方とコーチの方が日常の設定を行っています。弊社はトップ画面からの操作説明を基本にしています。
Q. 既存の会員管理システムや決済サービスと連携できますか?
A. サービスによります。着手前に連携できるかを確認し、できない場合は代わりの方法をご提案します。
Q. 拠点ごとにLINE公式アカウントを作る必要はありますか?
A. 目的によります。D-Force様は、3都県・25クラブを1つのアカウントで案内し、友だち追加の直後に地域とクラブを選んでもらう形にしています。新規の体験申込を集める目的なら、この形が向いています。拠点ごとの既存アカウントがある場合の構成もご相談ください。
Q. 丸投げでも依頼できますか?
A. 可能です。ただし、成果を出すには事業の情報をいただきながら一緒に作るほうが結果につながります。

貴社の業種に合わせた戦略を一緒に設計します。







